株式会社クラレ

コア技術

精密成形技術

微細加工技術で紹介したスタンパや型を用いて、お客様が求める最終製品を製造します。
この工程では、低コスト化を実現するための生産性を考慮しながら、三次元パターンの形状を精密に転写します。
ここでは二種類の精密成形技術を紹介しますが、いずれの方法についても、当社には量産・販売実績があります。

ロール・トゥ・ロールUVインプリント成形

テレビやノートパソコン、スマートフォンなどに用いられている液晶ディスプレイ向けのバックライト用プリズムシートの製造で良く知られた技術です。高い生産性を有しながら、精密な三次元パターンをフィルム上に形成することに特長があります。スタンパ化処理で作製したスタンパをロールに巻き付けて使用したり、旋盤加工の切削ロールをダイレクトに使用したりします。
まずはじめに、透明なプラスチックフィルム上に紫外線硬化性樹脂を塗布します。ロール状のスタンパに紫外線硬化性樹脂を密着させながら紫外線を照射することにより瞬時に樹脂を硬化することができます。
このフィルムをロール状のスタンパから剥離することにより、微細パターン付きフィルムが得られます。

スタンパを用いた射出成形

作製したスタンパを金型に設置することで、射出成形品の表面に三次元パターンが形成された製品を得ることができます。一般的には、溶融した熱可塑性樹脂がスタンパに密着した瞬間に急激に冷却されるため、微細な三次元パターンの精密成形は難しいです。しかしながら、クラレの独自技術を利用することで、シート上に精密に転写することが可能になりました。
フィルムでは実現できないような強度を求められる製品などに適した方法です。

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